Bonjour ! KOKOです。
小橋賢児さんの書籍、セカンドID―「本当の自分」に出会う、これからの時代の生き方を読了しました。
この書籍の中で僕が学んだこと、大切だなと感じたことについてお話ししていきます。
目次
セカンドID―「本当の自分」に出会う、これからの時代の生き方 概要

この書籍の概要は以下の通りです。
【人気俳優】→【突然の休業】→【世界をまわる旅人】→【死の淵をさまよう病人】→【日本を代表するマルチクリエイター】
いくつもの“アイデンティティ”を生きてきた著者が初めて語る、これからの時代を生きるために必要な「セカンドID」という生き方とは?
「僕らはまだまだ人生という名の旅の途中。この多様化した世界で、もうひとつの自分のアイデンティティ、つまり『セカンドID』をもつことが、人生の旅をさらに楽しくしてくれる秘訣なんじゃないかと思う」――Prologueより
「ULTRA JAPAN」「STAR ISLAND」など、数十万人を感動の渦に巻き込み、いま最も“気づきの場”を提供する男・小橋賢児――初の著書!
引用 : セカンドID―「本当の自分」に出会う、これからの時代の生き方
著者である小橋賢児さんが人生を通して感じたことが、時系列順にまとめてあります。
人気俳優だった過去を捨てて単身アメリカに渡ったり、インドで瞑想をしたり、ネパールでトレッキングをしたりと僕の人生と何か共通する部分があるような気がしたのでこの本を手に取りました。
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読み終えるまでにかかる時間は2時間ほど。
要所要所で小橋さんの心情が詳細に書かれている点が読み手側を本の向こう側へと引き込み、あっといまに読み終えることができます。
セカンドID―「本当の自分」に出会う、これからの時代の生き方 学んだこと

では僕がこのセカンドID―「本当の自分」に出会う、これからの時代の生き方で学んだことについてお話しをしていきます。
詳細についてはぜひ書籍を読んでみてください。
「私は○○だから」に縛られないこと

僕も含め、人というのは何かを言い訳にしてこれまでの人と会わなくなったり、自分の直感で行動することが難しくなっていきます。
小橋さんも書籍中で以下のように述べています。
「俳優という立場を言い訳に、自分の直感にしたがって行動せず、それによって自分というものを失いはじめていった。自分の心を無視して生きるのはとても苦しく、いっそのことその感情をオフにしてしまった方がむしろ楽になれると思い込み、次第にロボットのような人格を形成していった。まさに生きながら死んでいる状態。」
子供の頃は毎日が遊びと発見の繰り返し。
大人になるにつれて忙しさを理由にその日々をやめてしまうと。
またその状態から脱するためには、自分という人間が何をしたいのか、何をしている時が一番楽しいのか、そんな当たり前の気持ちと向き合う必要があるとしています。
もし仮に、生きながら死んでいるというワードに共感した場合はもう一度自分が何をしたいのか、何をやり遂げたいのかを確認するのも良いかもしれません。
個人的なおすすめは自然の中に入ること。
特にネパールのヒマラヤ山脈に身を置いている間は未来や過去に思考が行き来せず、「いま」の自分にフォーカスし、人生の目標を見つけ出すことができました。
[関連記事]大切なことは全て山が教えてくれた。6000mのヒマラヤ登山トラブルを客観的にみる

「ありふれた言葉だけど、最悪だと思う出来事も一歩引いてみると、その出来事があったからこそ見えた景色、出会えた感情があることに気づく。」
僕なりに解釈をすると、物事に良し悪しはなくて全て自分の感情が良し悪しを決めているということ。
例えば留学をしていると悩みやトラブルの種が尽きません。
それらのトラブルや悩みを一歩引いて、客観的にみることで、その場面をプラス方向に考えることができるかもしれません。
その状況をどのように捉え、どう行動するかでその後の人生が大きく変わっていくことは間違いなしです。
想定外に出会うことで人生は広がる

「誰かが発した考えが、知らず知らずのうちに自分自身の考えとなってしまうことだって、ときとしてある。しかし、別のコミュニティに行けば、全く違う感覚の人たちが、全く違う答えを出していることもある。」
あなたのその考えはあなた自身から、あなたの経験から生まれた考えですか?ということです。
どこかで読んだ記事が賛成派だったので、私も賛成。
あのブログにこう書いてあったからその考えが私の考え。
もしかするとそのブログを書いている人の考えも、実際はその人自身の考えではないのかもしれません。
他人の考えがソースのあなたの考えは、本当にあなたの考えと言えるのでしょうか。
僕は自分の経験からくる考えこそが、あなたの思考であると思います。
自分が想定していないことに触れることで、経験の幅が広がり、そうやって形成された自分自信がソースの考えこそが価値があるものだとと感じました。
セカンドID―「本当の自分」に出会う、これからの時代の生き方 おすすめしたい人

この本をおすすめしたい人は以下の項目に当てはまる人です。
- 何かを成し遂げた!という経験がない人
- 生きながら死んでいる人生と聞いてビクッとした人
もし上記のポイントに当てはまっているのであれば、ぜひこの書籍を手にとり、読んでみてください。
最後に : 本を読むならKindle Unlimited

小橋賢児さんの書籍、セカンドID―「本当の自分」に出会う、これからの時代の生き方で僕が学んだこと、大切だなと思ったことについて僕の意見も含めてお話ししていきました。
書籍の内容は共感できるポイントが多く、特に著者のネパールでの経験談は実際に自分が経験したことと近かったです。
本を読み終えた後に、これからの人生とまではいかないまでも、今日その日や明日の過ごし方が変わってくるのではないかと思います。
Kindle Unlimitedでは今回お話しした「セカンドID―「本当の自分」に出会う、これからの時代の生き方」だけでなく和書12万冊以上、洋書120万冊以上が読み放題。
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