Bonjour ! KOKOです。
学生のうちに何らかの理由があってフランス留学ができなかった。
けれど社会人になってまだフランス留学をしてみたい気持ちが残っている。
そんな方をよく見かけます。
ということでそんな方の背中を押すべく、フランス留学に使える社会人向けの奨学金をまとめてみました。
今回は
- フランス留学のための社会人向け奨学金が知りたい!
この質問にお答えしていきます。
Erasmus+

まず最初に紹介するのはErasmus+という奨学金です。
もともとErasmusは欧州圏内の住民向けに作られたプログラムなのですが、現在では欧州圏外の人でも申請が可能です。
準備されているプログラムも様々で、大学院に通って学位取得を目指すものや、インターンシップを組織で行うもの、いくつかの大学に通って修了書の獲得を目指すものなどがあります。
ホームページのFind an opportunityのページには、募集をしているプログラムの一覧があります。
興味があるプログラムがあれば、詳細をよく読み、応募条件を満たしているのであればぜひ挑戦してみましょう。
伊藤国際教育交流財団

次に紹介するのは伊藤国際教育交流財団です。
伊藤国際教育交流財団の奨学金の特徴は以下の通りです。
- 修士課程に留学する日本人を対象
- 月額US1500~2000ドル相当の円貨
- 学費 年間300万円以内
- 往復旅費
- 支給期間 2年以内
- 交換留学は対象外
- 書類選考通過者のみ面接選考
年齢制限は、29才以下が望ましいとされていますが、30歳以上で応募する場合は、「今、留学を希望する理由」を提出することで応募することはできます。
用意しなければいけない書類は増えますが、その分審査される方を説得できるだけの理由があるのであれば問題はありません。
ぜひ挑戦をしてみてください。
平和中島財団

次に紹介するのは平和中島財団です。
この奨学金の特徴は以下の通りです。
- 月額20万円支給
- 往復渡航費
- 併用不可
- 仏語コースの場合はDALF C1 英語コースの場合はIELTS7.0以上
- 高校を卒業済み
- 博士号を未取得
分野を問わず、年齢制限もない奨学金です。
もちろんその分倍率は高くなりますが、挑戦してみる価値はあります。
高い語学力証明を求められますので、前もって準備をしておきましょう。
la Fondation Renault

次に紹介するのはこのla Fondation Renaultです。
この奨学金のポイントをまとめると以下の通りです。
- パリテックスクール、パリテックブリッジスクール、エコールポリテクニック、エコールデマインズパリテックの3つの学校の卒業証書
- 月額1000ユーロ、保険、登録料、語学レッスン料金も給付
- 渡航費
- 期間は17ヶ月間
- 年齢制限は35歳以下
- 修士号を獲得可能
- フランス語での口頭面接
- 社会人も応募可能
自動車産業で有名なルノーが管理している奨学金です。
パリ内の3つの有名な大学の卒業証書を取得できる夢のような奨学金です。
社会人の方も35歳以下であれば応募可能です。
渡邉財団

渡邉財団のポイントをまとめてみました。
- 最先端若しくは将来貢献度の高い自然科学分野の研究を目指している大学院生・研究者等
- 留学期間(3~10ヶ月)更新可能(最大3年間)
- 月額:15万円
- 日本国籍で40歳以下の大学院生及び研究者
- 併用不可
理系の仕事をされている方向けの奨学金です。
40才以下であればチャンスがあります。
IELTS奨学金

最後に紹介するのはIELTS奨学金です。
- 300,000円を学費補助
- オーバーオー ルスコアで6.0以上
- 応募時点で日本在住
- IELTSの成績提出を入学条件としている大学または大学院へ留学
フランスの大学や大学院に留学をするのであれば、IELTSのスコアを提出しなければいけない時もあります。
例えば僕の通っている大学院ではIELTSで少なくとも6.0を越える必要があります。
卒業のための資格についてはこちらをどうぞ。
どの奨学金についても言えるのは、語学力証明が必要な場合が多いです。
語学力は一朝一夕で伸びるものではないので、地道に準備していきましょう。
最後に : 準備は早めに!

今回は社会人向けの奨学金を紹介していきました。
個人的にはフランスの方が日本より物価が高く、留学にはある程度の費用がかかります。
給付型奨学金を得ることができれば、経済的に非常に楽になります。
なるべく早めに準備をしておきましょう。
というわけで今回は以上です。
フランス留学に必要な費用についてはこちらをどうぞ。