Bonjour ! KOKOです。
フランス留学が始まる前に、留学にかかる費用を概算しましたか?
まだ見積もりをしていない方はこちらを参考にしてみてください。
フランスにきてから得た経験を元に、フランス留学にかかる費用を節約する方法について紹介します。
今回は、フランスにきたら必ず申請すべき、CAF(住宅補助)についてお話ししていきます。
今回は
- CAFに申請するとどれだけ節約できるの?
この質問にお答えしていきます。
CAFってなに?

まずはCAFについて説明します。
CAFとは、Caisse d’allocations familialesの頭文字をとったもので、フランスの住宅補助・家族補助制度のことを指しています。
このCAFに申請をして、承諾されると家賃の一部を負担してくれるので、留学費用の節約に繋がります。
このCAFへの登録は任意で、申請方法も少々面倒臭いですが、家賃を軽減する意味でも、CAFへの申請をつよくおすすめします。
では次に、僕が実際にどのくらいCAFから家賃補助金をもらっているのかを紹介します。
CAFの補助金例

CAFから僕がどのくらい家賃補助金をもらっているのかについてお話しします。
まず僕が住んでいた学生寮を例に挙げて話を進めていきます。
- 家賃月356ユーロ
- 大きさ13平方メートル
- キッチン、バス、トイレ付き
- 2018年7月から2019年10月まで在寮
という学生寮でした。
学生寮の様子についてはこちらも合わせてどうぞ。
CAFに承諾されると、収入や家賃に応じて月々ある一定の金額を補助金としてもらうことができます。
僕が毎月家賃補助金としてもらっていた額は155ユーロです。

その学生寮には16ヶ月住んでいましたので、この額を16ヶ月分、2480ユーロほど補助金として受け取ったことになりますね。
2480ユーロは日本円で30万円ほどになりますので、この分だけ節約できることになります。
申請は忘れずに行いましょう。
CAFのシミュレーション方法

最後にこのCAFから受給できる補助金をシミュレーションする方法がありますので、それについてお話しします。
まずはCAFのホームページにいきましょう。
一番下のチェック欄をチェックして、Commencerを押し次に進みます。

次に住む予定(住んでいる)住居の郵便番号を入力しましょう。

次に、どの立場でCAFを申請しようとしているかを入力します。
学生寮やアパートメントなどの一室を借りる場合は上から3つ目の項目にチェックを入れましょう。

学生寮がCROUSによる運営であれば上にチェックを入れ、それ以外の住居の場合は下の項目にチェックを入れます。

次に学生寮の場合は、住んでいる部屋のタイプによってチェックする項目が変わります。
T1などStudio系である場合は2つ目の項目にチェック、普通の1部屋の場合は1つ目の項目にチェックをしてください。

次に家賃として払わなくては行けない額を入力します。
僕の場合は上にも書いた通り、月々356ユーロでした。

次の項目では、家庭状況について入力します。
結婚されている方は1つ目に、独身である場合は2つ目の項目にチェックを入れましょう。
生年月日を入力し、子供の有無、子供がいる場合は21才以下の子供の人数などを入力します。(いない場合は0を入力)

次の項目では、仕事の有無、失業手当を受け取っているかについてです。
学生の場合は、以下の画像のようにどちらもNonにチェックを入れましょう。

次は今のあなたの状況について適しているものを選びましょう。
奨学金を受け取っている学生の場合は、boursierの方にチェックを入れましょう。

次の項目では、すでにCAFで家賃補助を受けているかどうかです。
初めて申請する場合はNonにチェックを入れましょう。

次に収入について入力をしていきます。
給料の所に奨学金の金額を含めるかどうかは不明な所ですが、僕は含めずに計算をしています。

次は他の収入源について入力します。土地収入などがある場合には入力してください。

次の項目では、障がい者手当や遺産控除額がある場合に入力してください。

最後に不動産の有無について入力して終了です。

ただ、今回のシミュレーションで計算したCAFの金額はあくまでもシミュレーションです。
実際に給付される金額とは違いが生じます。
僕の場合は、シミュレーションで計算した金額よりも、実際に申請して受給した額の方が多かったので、シミュレーションをしてみて計算した金額が少なくても、申請はするようにしましょう。
CAFの申請方法についてはこちらをどうぞ。
最後に : CAFの申請方法は?

今回はフランスの住宅補助金システム、CAFについて紹介していきました。
年間で何十万という金額を節約できることになりますので、多少面倒くさくても申請をすることをオススメします。
自分が受給できる金額を前もって知りたい方は、シミュレーションをしてみましょう。
というわけで今回は以上です。
CAFの申請方法や必要な書類については、こちらの記事に詳しくまとめています。