Bonjour ! KOKOです。
さて、先日このようなツイートをしました。
フランス留学中に英語力伸びたかと聞かれると、論文をたくさん読んだので読解力は上がったかもしれないし、語彙力についてはその分野の単語やよく出てくる表現は身についた。でも何故か自信を持って、英語力が伸びた!とは言えない、、😅
— KOKO🇫🇷帰国しました (@koko_blog) November 15, 2020
留学=英語ペラペラ みたいな印象ってありませんか?
帰国してから同期や友人から「英語ペラペラになりました?」と聞かれることが非常に多いです。
その度に、んーフランス語は自信を持って伸びた!と言えるんだけれど、英語は、、となってしまいます。
今回はどうして英語力が伸びたと感じないのかを考えてみました。
英語を学ぶ余裕がなかった

英語力が伸びたと感じないひとつめの理由は、単純に英語力を向上させるための時間を取っていなかったことです。
恥ずかしい話、フランス語を学ぶことだけで手一杯な状況で、英語の勉強をしなくては!とは毛頭思いませんでした。
朝起きたらフランス語のラジオをつけながら朝ごはんを食べる。
大学に行くまでの時間もフランス語のラジオを聞きながら登校。
授業は全てフランス語、できるだけ友人と会話をしてフランス語の練習。
帰宅後はラジオをまたつけて、ディクテーションやフランス語で書かれた教科書で授業の予習復習。
夜寝る前もラジオを聞き、寝ている間はYouTubeで寝ながらフランス語を学ぶというなんだかスピリチュアルさも感じる動画を聞き流していました。
実際に英語を勉強していたのは、週に1回の大学院の英語の授業のみだったかもしれません。
日常生活で英語を使わない

このような生活を続けていると、日常生活の中で英語を使う機会がほとんどありません。
もちろん一歩外に踏み出せばフランス語でコミュニケーションを取ることが常です。
英語でコミュニケーションを取るのはフランス語が話せない留学生同士くらいでしょうか。
語学力を上げようと思ったら、その言語と触れ合う時間が長い方がより上達できると考えています。
その点で日常生活の中でコミュニケーションに使用する言語は、触れ合う時間が最も長いといっても過言ではありません。
みなさんも日常生活での会話から、新しい単語や表現方法などを学んだ経験がありませんか?
英語の試験を受けていない

フランス滞在中に英語の試験を受けていないんですね。
そのため、自分の英語力の上下を数字で見て測ることができません。
なんだがいま試験を受けたところで、点数が上がっているような気がしないのも確かですが。
また語学試験を受けることのメリットは、あの試験のあのレベルに合格する!という強い思いがあると勉強により身が入ること。
目標を設定することが言語学習において非常に重要な役割を果たすのは言うまでもないのではないでしょうか。
フランスでは英語のテストとかあるの?と思う方といるかもしれませんが、大学院ではフランス人も英語の語学力証明を提出しなければ卒業はできません。
例えば僕が通っていた大学院は卒業のためにIELTSで少なくともB2のレベルを取得することが必須でした。
ちなみに僕はすでにB2を日本で取得していたので受験の必要はありませんでした。
最後に : 英語のみのコースってどうなの

今回はフランス生活で英語力が向上したかどうかについて考えてみました。
正直なところ、テストで測ることができるような綺麗な英語力は上達していないように感じます。
一方で、コミュニケーションを取るための英語であったり、論文で使用するための表現英語、単語力などは上がったかもしれません。
せっかく英語力をつけたので、維持もしくは上達できるような環境を整えたいものですね。
フランスには英語で修了できるプログラムが実はたくさんあります。
英語で修了できるコースについて様々な観点からお話ししていますので、気になる方はこちらもどうぞ。
というわけで今回は以上です。