フランスのエンジニアの地位が高い?エンジニア職を得るためには

ingenieur




Bonjour ! KOKOです。



さて、先日このようなツイートをしました。



エンジニアの地位が高いと言われているフランスですが、果たして本当にそうなのかどうか。

フランスのエンジニア学校、Ecole d’ingénieurに留学し、現地のエンジニア職インターンをしている僕の経験をもとにお話しします。



こんな人におすすめ
  • フランスのEcole d’ingénieurに興味がある
  • フランスに限らず欧州でエンジニア職に就きたい





  • フランスのエンジニアの地位が高いって本当?

    france ingenieur


    フランスに留学をしにいく前に「フランス エンジニア」というキーワードで検索をしました。



    すると表示される情報はどれも「フランスではエンジニアの地位が高い」というものばかり。

    確かにフランスの企業の重役を担う人たちはエンジニア畑出身であることが多いと聞きます。



    そのため留学に来る前の僕はなんとなくですが、「エンジニアの地位が高い国なら割と簡単にポスト探しもうまくいくだろう」と心の中で思っていました。



    ところが実際に自分でポスト探しをしてみると、なかなかうまくいきません。

    辛いことも多く、ストレスで体に湿疹ができたこともあります。



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    【実体験】フランス留学1年目を振り返る。精神的に辛かったこととその時期。泣ける。



    フランスで本当に地位が高いエンジニアというのは、

    厳しい競争環境であるプレパクラスに行き、コンクールで良い成績を修め、グランゼコールのEcole d’ingénieurに入学し、良いGPAを取得し留学、その後にPhDを取得したエンジニアのことをいうような気がしています。



    フランスでエンジニアとして働くためには

    france engineer


    ではフランスでエンジニアとして働くためには何が大切なのかについてお話ししていきます。



    あくまで僕の意見なので、鵜呑みにせず色んな人の意見を聞いてみてください。



    フランスのディプロムを取得

    france engineer


    まず、グランゼコール所属(パリポリテク除く)自体に価値があるかというとそういうわけではありません。



    僕もフランス留学が始まる前に自分の所属する予定の大学がグランゼコールかどうかを調べていました。



    留学をし、フランスで職を探してみて分かったことは、どの学校にいたということよりもどの分野を学び、なんの職歴があるのかが大切だということです。



    また英語のディプロムよりもフランス語のディプロムの方が重要視されます。



    理系に限って言えば、グランゼコール内にもmasterや1年で取れるディプロムがあります。



    しかし、フランスでエンジニア職に就きたいと思うのであれば、diplôme d’ingénieurがベスト。



    フランス語のdiplômeなのでもちろんフランス語が必須です。



    英語コースではとれない資格なので、フランス語に自信がある人はぜひ挑戦してみてほしいディプロムです。



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    フランス語の習得

    french language


    英語ができれば大丈夫!そう思っていませんか?

    確かに英語のみでキャリアを築いていくエンジニアの方は多くいらっしゃるのは事実です。



    ただ英語だけでエンジニア職を見つけるのは容易ではありません。



    実際に僕も英語で書いた履歴書はほとんどはじかれ、フランス語で書いた履歴書は面接まで進んだものが多かったです。



    フランス語を全く話せないということは、極端にいうと英語話せないのにアメリカで職探しするイメージ。

    Ingénierはopérateurやtechnicienとのコミュニケーションが必須で、仏語でのコミュニケーションとなります。



    フランス語ができないならそれをカバーする特殊技能やスキル、知能が必要です。



    少なくともフランス語で会話ができるようにはなっておきましょう。

    会話力を鍛えるにはオンラインスクールでフランス語をたくさん話すことをおすすめします。

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    フランス語をオンラインスクールで学ぶならどこがおすすめ?8社のメリット・デメリットを徹底比較!



    ネットワークの拡大とコネクション

    french network


    フランスで職を探して感じたのはコネクションの大切さ。

    これはフランス人だけではなく、留学生にも当てはまります。



    良い条件のポストが公募される前には実はその席はすでに埋まっている、なんてことも。



    常にアンテナをはり続けて、自分が職探しやインターンシップ探しをしていることを知ってもらいましょう。

    コネクションを多数作ることは職探し、インターンシップ探しを容易にしてくれます。



    また、コネは人と人とのコネクションに限りません。



    例えば大学所属の研究所のメーリングリストは登録必須です。

    企業→研究所の順番にポストの情報が伝達され、研究所内でその情報が共有されます。



    もし候補者がいなかった場合、ようやく学生まで情報が回ってくるので、研究所のメーリングリストに登録しておくことで一歩先に情報にアクセスすることができます。



    ちなみに僕がインターンシップしているポストは、その大学付属の研究所で共有されていたものです。



    インターンシップの獲得が大切

    france internship


    フランスでエンジニア職に就くための1番の近道は、その就きたい職業関連のインターンシップを獲得すること。



    大学院のプログラムの最後の6ヶ月間はインターンシップのために準備されており、ほとんどの学生がこのインターンシップのために全力を尽くします。

    というのも、インターンシップを行った会社でそのままポストを獲得できる割合が高いからです。



    実際に僕もインターンシップを行っている会社で研究職のキャリアを継続する予定です。



    このように学業終わりのインターンシップは、フランスでそのまま働くためには非常に大切。

    出来るだけ早めにCVやLettre de motivationを準備し始めましょう。



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    最後に :  インターンシップを探しているなら

    france internship


    今回はフランスのエンジニア職について自身の経験をもとにお話ししていきました。



    フランスを含む欧州でエンジニア職を獲得するためにはインターンシップなどのその国での職歴を得ることが大切です。



    インターンシップをする機会がある人は、将来その国でエンジニアとして働くことができる大きなチャンスですので全力を尽くしましょう。



    インターンシップ関連の記事はこちらもあわせてどうぞ。

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    というわけで今回は以上です。