[フランス理系大学院]フランスでダブルディグリーに挑戦。2年間正規留学

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Bonjour ! KOKOです。



現在は日本の大学にあるダブルディグリープログラムを利用して、フランスの理系大学院に正規留学しています。



ダブルディグリー制度について、世間ではまだそこまで知られていないようなので、今回はこのダブルディグリー制度について詳しく解説していきます。



今回は

  • ダブルディグリーとは?フランスでダブルディグリーできる?

この質問にお答えしていきます。







ダブルディグリーとは

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まず最初にダブルディグリーについて説明をします。



ダブルディグリーとは、そのままの意味の通り、ダブル(2つの)ディグリー(学位)を取得することです。



大学間で決められた単位や授業時間、またはインターンシップなどの実務経験の条件を全て満たすと、その2つの大学から学位を取得することができます。



例えば、僕は現在フランスのナンシーにある理系大学院で勉強をしていますが、同時に九州にある大学院にも在籍しています。



この2つの大学で勉強し、単位やインターンシップをこなすことによって、2つの大学の学位を取得することができるというわけです。



ちなみに別の学科でも問題はありません。



僕の場合はエンジニア工学というのは共通していますが、日本の大学で専攻している分野は航空宇宙工学で、ここフランスの大学院で専攻している分野はマテリアル工学です。



2つの違う分野の学位が取れることによって、より広い分野での就業が可能になったり、知見が広がったりします。



しかし、違う分野の基礎からまたやり直すことになるので、勉強がとても好きか、やりたいことが明確に決まっていない限り、かなり大変です。





ダブルディグリーのメリット、デメリットについてはこちらからどうぞ。



フランスでのダブルディグリーの期間

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では次にダブルディグリーの期間についてお話しします。



日本で修士号を取るために必要な期間は最低で2年です。



上でも説明したように、2つの学位を取得するわけですから、日本の通常の修士の期間よりも長くなります。



このダブルディグリーを利用して、2つの学位を取得しようとする場合は最低でも3年かかります。



なぜならフランスの大学の始業時期が9月で、日本の大学の始業時期は4月であるからです。



僕の場合を例に挙げて説明してみましょう。



僕は日本の大学院に2018年の4月に大学院に入学しました。



そしてその年の7月からフランスに留学しています。

授業が始まるのは9月からですが、フランス語の講座に通うために2ヶ月早くフランスを訪れました。



フランスの大学院に留学している期間は2年間です。

そのため、2020年の9月にまた日本の大学に戻って修論を仕上げます。



そして2021年の3月に日本の大学院を卒業します。



ダブルディグリー制度では、基本的に日本の大学をきちんと最後に卒業した際に、2つの大学の学位を取得できます。



簡単にスケジュールをまとめるとこのようになります。

  • 2018年4月日本の大学院に入学
  • 2018年7月に渡仏、語学学校へ通う
  • 2018年9月〜20209月フランスの大学院に通う
  • 2020年9月〜日本に戻り、日本の大学院へ通う
  • 2021年3月 卒業 2つの学位を取得

ダブルディグリー制度を利用するときには、3年以上かかることに注意しておきましょう。



単位変換の必要性

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最後に単位変換について説明します。



大学を卒業し、学位を取得するためには十分な数の単位を取得する必要があります。



ダブルディグリー制度を利用して留学するときには、しっかりと単位変換の必要性を確認しておきましょう。



さもないと、帰国してからの数ヶ月で思った以上にハードなスケジュールの大学生活を送ることになります。



確認しておくべき事項は以下の3点です。



  • フランスでの1単位(1ECTS)は日本の大学の何単位分になるのか
  • どの授業の単位が変換可能なのか
  • 変換後に足りない単位数がいくつか


一つずつみていきましょう。



フランスの1単位は日本の何単位?



この基準は大学間の提携によって違うのでよく確認しておきましょう。



フランスの大学の1コマは3時間で、日本の1コマよりも長いですが、授業時間数が日本の半分ほどしかありません。



そのため、フランスで一つの授業を履修しきったとしても、日本で1単位と変換してくれるとは限らないわけです。



事前に把握しておくことが大切です。



どの授業の単位が変換可能か



この問題は、分野や学科を変える場合に起こり得る問題です。



僕もこのケースで、フランスの理系大学院で履修しなければならなかったいくつかの授業は単位の変換がされませんでした。



留学先で履修予定の授業が、日本の大学のどの授業の単位に変換可能になるのかを前もって確認しておきましょう。



大学のシラバス、HP上の情報などをもって大学の担当課を早め早めに相談しましょう。



帰国後に何単位取得しなければいけないか



留学先で取得した単位を全て変換できたとしても、日本の大学の卒業要件単位数を満たさない場合があります。



その場合は帰国後に単位を取るために授業に出席したり、課外活動を行う必要があります。



帰国後にバタバタしないでいいように、前もって計画を立てておきましょう。



最後に : 実はいいことがいっぱい、ダブルディグリー。

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さて今回は、フランスでダブルディグリー制度を用いて留学している僕の状況を説明してみました。



実はダブルディグリーにはたくさんの良いことがあるので、これはまた次回の記事でお話しします。

ダブルディグリーのメリット、デメリットに興味がある方はこちらもどうぞ。





というわけで今回は以上です。