Bonjour ! KOKOです。
フランス理系大学院留学が始まって1年半が経過しました。
渡仏直後から毎日毎日勉強、バカンスのときにはしっかりと観光や趣味の映像制作と、とても充実していた期間で、ここまであっという間でした。
最近この留学の目的を振り返る機会があり、以下のようなツイートをしました。
したいことがあって留学しにきてる、尊敬できる教授のもとで研究ができている。インドでインターンシップをしてたときに絶対に取ってやる!と決めていた海外での修士号ももうすぐそこ。渡仏前にたてた目標はほとんど達成できているのに、全然満足感がない。
— KOKO🇫🇷フランス大学院生 (@koko_blog) January 16, 2020

そもそもどうしてフランス理系大学院に留学をしようと思ったのか。
今回は
- どうしてフランスの理系大学院留学?理由は?
この質問にお答えしていきます。
海外で働くために学位が欲しかった

僕が初めて日本の外に出たのは20歳の時です。
大学の交換留学プログラムに採用され、アメリカのバージニア州に1ヶ月間留学をする機会がありました。
その時に初めて身を以て感じた海外の自由さに心を奪われ、将来は海外で働く、と決意し、アメリカから帰ってきた後から本格的に英語を勉強し始めました。
その後はフィリピンでの留学、インドでのインターンシップを経験し、海外で自分の働きたい分野で働くためにはその現地での経験を証明するための学位の必要性を感じていました。
どうしてインドにインターンシップをしに行ったのかは、こちらをどうぞ。
そのため、自分の所属している研究室の教授から、フランスの大学院に進学してダブルディグリーに挑戦してみないか?と言われたときに、二つ返事で進学したい旨を伝えました。
これが一つ目の理由です。
自分の勉強したい分野の教授のもとで研究ができる

そもそもなぜ自分の所属していた研究室に、フランスとのダブルディグリーをする話がきたのかというと、研究分野が同じで、よく相互に研修目的で学生を受け入れしている研究所がここフランスにあったためです。
そのフランスの研究所の教授は、僕の勉強している分野での権威ある教授の一人で、よく彼の出版した論文や本を読んでいました。
自分の研究所の教授から、ダブルディグリーに挑戦してみないかと言われたときには、フランス語も喋れないのに、知り合いのいない土地に2年も一人で行くことに、躊躇をしていました。
しかし、受け入れ前には実際にその教授と話をする機会があり、とても親切で面倒見が良さそうに感じ、また「君ならなんとかやれるよ」と渡仏を応援していただいたので、ダブルディグリーに挑戦しようと決意しました。
実際に僕の感じた印象は間違っておらず、現在もその研究所で研究をしていますが、わからないところがあれば親切丁寧に教えてくれ、自分の成長を実感しています。
自分の勉強したい分野の教授のもとで研究ができる環境、これが2つ目の理由です。
ダブルディグリーって何?という方はこちらからどうぞ。
難しいことにチャレンジしたかった

3つ目に、難しいことにチャレンジしたかったから、という理由が挙げられます。
海外の大学院に行くことは決めていたのですが、開発学も学びたかったので、イギリスの大学院に行くか、自分の研究ができるフランスの大学院に行くかで悩んでいました。
もともと誰もチャレンジしたことないようなものや、一見難しそうに思える物事に挑戦して、達成するのが好きだったので、今までなんの関わりもなかったフランスに行くことの方が、自分にとって難しそうに思えました。
また、自分の大学からまだ誰もダブルディグリーに挑戦していなかった、という点も僕の好奇心を駆り立てました。
よって、現在はフランスの理系大学院で留学をしています。
最後に : 振り返りも大切。

今回は僕がフランスでダブルディグリーに挑戦を決めた理由をまとめてみました。
人それぞれ留学の理由があると思います。
今回この記事を書いてみて思ったのですが、自分がどうして留学をしたいと思ったのか、何がそうさせたのかをなんども振り返って、原点に戻って考えることは大切だなと感じました。
皆さんも、留学中に、どうして私は留学しているのだろう、と振り返ってみてはいかがでしょうか。
というわけで今回は以上です。
フランス留学一年目の苦悩についてはこちらをどうぞ。