Bonjour! KOKO (@koko_blog)です。
前回はグランゼコールを卒業した後の就職状況について簡単にお話をしました。
まだ読んでいない方はこちらからどうぞ。
今回はフランスでのエンジニア職の状況についてお話していきます。
フランスでエンジニアとして働きたい!という方にオススメの内容です。
ぜひゆっくりしていってください。
目次
フランスでエンジニア職 給料は?
フランスでのエンジニア職の給料についてお話していきます。
ここでお話するのは、グランゼコールや大学を出て就職したばかり、という条件です。
職歴が長くなると、もちろん給料は倍、もしくはそれ以上になります。
グランゼコールってなに?と思われた方はこちらをご覧ください。
エンジニアの種類によって違ってきますが、以下のような平均月収です。
各エンジニアの種類についてみていきましょう。
ingénieur Commerce

平均月収は
3160ユーロです。
プロダクトやサプライチェーンに関する仕事を主に扱うエンジニアリング職です。
チームやプロジェクトのマネジメントや、マーケティングプロセスの業務についたりもする職種です。
ingénieur Chimie

平均月収は
3030ユーロです。
日本で言うところの、ケミカルエンジニアになります。
化粧品や医薬品、プラスチックなどを扱い、
研究室で研究をしたり、企業内で開発を行い、製品を生み出したりします。
ingénieur Physique / Mécanique

平均月収は
2930ユーロです。
機械エンジニアと呼ばれ、機械を動かしたり、修理をしたり、電気系統の仕事を行うこともあります。
機械の設計を行うこともあります。
ingénieur NTIC

平均月収は
2630ユーロです。
情報系エンジニアであり、ITや電気通信についての業務があります。
近年の自動化に伴い、人気が出てきている職種の一つです。
ingénieur Aéronautique

平均月収は
2825ユーロです。
フランスでは南西部の都市、トゥールーズを中心に航空宇宙工学の研究が進んでいます。
機体の製作、計算、メンテナンス、マーケティングまで航空学に関することを幅広く行うのがこの職種です。
ingénieur Environnement / Energie

平均月収は
2700ユーロです。
エネルギーエンジニア、環境エンジニアと呼ばれ、天然資源やエネルギーに関する業務を行います。
環境保護の観点からも業務を行うこともあります。
ingénieur Génie Civil

平均月収は
2620ユーロです。
建物や道路などのインフラを整える仕事です。
建築などについて研究を行うこともあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
平均月収はおおよそ3000ユーロ。日本円にすると36万円くらいでしょうか。
フランスではボーナスがないのと税金で手取りがかなり減りますので、一概にフランスの給料の方が高いとは言えないですね。
でも個人的には有給がしっかり取れて、残業の少ないフランスで働く方が性に合っているなとインターンシップをしながら感じています。
インターンシップをフランスで探したい方はこちらをどうぞ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。