Bonjour! KOKO (@koko_blog)です。
現在僕はフランスのナンシーにあるMinesNancyというグランゼコールに通っています。
グランゼコール についてはこちらの記事を参考にしてください。
エリートのみが入学でき、卒業した後は華やかな未来が約束されていると言われるこのグランゼコール ですが、実際に卒業後はどのように働き始めるのでしょうか。
卒業した後の進路状況について調べてみました。ぜひゆっくりしていってください。
グランゼコール修了後の就職率

さてフランスのグランゼコールを卒業するためには、最短でも5年間かかり、
大学院を卒業するとBAC+5という名称の修士号を手に入れることができます。
2017年に公表されたデータによると、グランゼコール を卒業した学生のうち、
86.8%が卒業後6ヶ月以内に職を手にしていると発表されており、
そのうちの81.8%は2ヶ月以内に職を手に入れています。
失業率が8%ほどある(日本は2.5%程)中で、この就職率は非常に高いと言えそうです。
グランゼコール修了後の雇用形態
フランスには大まかに分けれ3種類の雇用形態があります。
CDI(Contrat de travail à durée indéterminée) 無期限雇用 CDD(Contrat de travail à durée déterminée) 有期限雇用 Stage インターンシップ研究職などはほとんどがCDI 無期限雇用なので、クビになることはほとんどありません。
そのため、ほとんどの学生がこのCDIのポジションを目指しています。
グランゼコールを卒業して就職する学生のうち、78.8%がこのCDIのポジションを得ることができています。
グランゼコール修了後は海外勤務?
グランゼコールを卒業した場合はフランスで働く学生の割合が多いのか、フランス国外で働く割合が多いのかを調べてみました。
結論から言いますと、
卒業後に海外で働く割合は11.3%とそれほど高い割合ではありません。
海外で働く国の割合は、
- イギリス 12.9 %
- ドイツ 10.4 %
- スイス 9.7 %
- アメリカ 7.7 %
- 中国 7.5 %
となっています。
個人的には上位に中国が食い込んできていることが驚きでした。
今回のデータのソースはこちらです。
参照:https://www.orientation-education.com/article/les-debouches-apres-une-ecole-d-ingenieurs
まとめ
いかがでしたでしょうか。
フランスのグランゼコール卒業後の状況についてまとめてみました。
やはり、フランスでのエンジニアの立場は非常に優遇されてるようですね。
次回のブログでは、フランスでのエンジニア職の給料についてお話しします。
ぜひご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。