Bonjour ! KOKOです。
前田 裕二さんの書籍、メモの魔力を読了したので、僕が学んだこと、大切だなと思ったことをシェアします。
目次
メモの魔力 The Magic of Memos 概要

まずはこの書籍の概要について紹介します。
・メモで、目にする情報全てをアイデアに変える
・メモで、本当の自分を見つめ直す
・メモで、夢をかなえる
◎メモの魔力を手にした時、あなたは、何者にでもなれる。メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。メモによって夢を持ち、熱が生まれる。その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いてない。「本当のメモの世界」へ、ようこそ”
メモの魔力 より
最近Kindle Unlimitedでは幻冬舎出版の本が続々と本棚に追加され、無料で読めるようになりました。
以前から読みたいなと思っていたこのメモの魔力。
Kindle Unlimitedならフランスからでも読めるので、おすすめです。
読み終えるのにかかるのは3時間ほど。
メモを取りながら読んでいたので、いつもより時間がかかりましたが、その分勉強になることがたくさんありました。
海外にいながら日本の本が読める、Kindle Unlimited は満足のいくサービスです。
メモの魔力 The Magic of Memos 学んだこと

ではこの書籍から僕が学んだこと、大切だなと思ったことについてシェアをしていきます。
ざっくりとした紹介ですので、ぜひご自身で読まれることをおすすめします。
どうしてメモをとるのか

筆者ははじめに、メモは第2の脳であると述べています。
過去のファクトを思い出すためのツールとして、メモを一日中気がつけば取っているのだそう。
クリエイティビティな時間を設けるために、ファクトは外部のHDDに保存という訳ですね。
またメモをとるということは、自然にその話を構造化しているということ。
今何のファイルの話をしていて、それはどこのフォルダに入っているのか、と言った脳内構造を作るためにも、メモは有効です。
習慣化できると、話を構造化することができやすくなるので、全体像を見ることも容易になります。
そしてメモを取るという事は、思考を言語化するという作業をするという事です。
言語化能力の向上も期待できるので、メモというのは大変有用なツールであることがわかりますね。
抽象化と転用で思考を深める

前田さんは書籍の中で、メモの取り方、またそれらのメモからのアイディアの出し方、そのアイディアの転用方法について、自分が書いてきたノートを例に説明されています。
中でも僕が感心したのは、メモから生まれたアイディアの「抽象化」と「転用」という考え方です。
ある考えを得た時に、その考えが生まれた対象をより抽象的に、大きな視野で捉えると、どのようなことが言えるのか。
またその抽象化したアイディアを別の分野に転用できる可能性はないか。
このステップは非常に面白く、自分の研究にも活かしていきたいなと思いました。
ただこのアクションをより幅広く行うためには、より高い言語化能力が必要だなとも同時に感じました。
メモをとり、そこから出てきたアイディアに題名や短いタイトルをつけることで、言語化能力の向上は期待できそうです。
実になるメモの取り方についてはぜひ書籍を読んでみてください。
タコわさ理論

著者はまた書籍の中で、「経験していないこと、知らないことはやりたいとさえ思えない」と述べています。
小学生に好きな食べ物は何かという質問を出し、一人の子供がタコわさが好きだという場面を例に出し、筆者のタコわさ理論についての説明がされています。
人がなんらかの対象に好意や熱意を抱くときというのは、大抵がその人自身の経験や原体験が大きく影響しています。
やりたいことが見つからない、そんな時は数多くの経験を積んでみると、やりたいことを見つけることができる可能性が上がるかもしれませんね。
この書籍の巻末には、自己分析のために1000問の質問が用意されています。
前田さんが世の中の良質な問いだけを集めて作成されたそうです。
正直何時間かかるかわかったものじゃないほどの量ですが、時間を見つけて僕もチャレンジしてみます。
メモの魔力 The Magic of Memos おすすめしたい人

最後にこの書籍、メモの魔力をおすすめしたい人についてです。
以下の項目に当てはまっている人におすすめする内容でした。
- 物忘れが最近多くなってきた
- 自己分析をしてみたけど、いまいちパッとしない
- 物事を構造化させることが苦手
- 新しくて面白いアイディアが浮かばない
- メモからマーケティングへの応用?知りたい!
- 言語化能力を向上させたい
- 巻末1000問自己分析特訓を受けてみたい
実は僕もこの本を読み終えたその日からメモの取り方を変えてみました。
これからも継続して、たくさんアイディアを集め、またそれを抽象化し、転用して別分野にも応用できたらいいなと思います。
最後に : 本を読むならKindle Unlimited

前田 裕二さんの書籍、メモの魔力を読了したので、僕が学んだこと、大切だなと思ったことをシェアしました。
巻末の自己分析質問1000つだけでも元が取れる(Kindle Unlimited なので無料なのですが)なと感じました。
その日から実践できることが盛り沢山で、おすすめの一冊です。
Kindle Unlimitedでは今回お話ししたメモの魔力だけでなく和書12万冊以上、洋書120万冊以上が読み放題。
僕も愛用しているKindle Unlimitedに登録して、有益な本をたくさん読みませんか。
というわけで今回は以上です。