Bonjour ! KOKOです。
馴染みのない海外に滞在することは少なからずストレスに感じる場面が多いです。
特に留学をしているのであれば日常生活に加えて授業や研究などのストレスもかかります。
留学=楽しいもの という考えには僕は賛成しません。
[関連記事] [実体験]フランス留学1年目を振り返る。精神的に辛かったこととその時期。泣ける。
メンタル面を安定させることは留学の成功にも繋がり、またその留学後の人生にも大きな影響を与えます。
今回は留学中の悩みやストレスを解消する方法についてシェアします。
留学中はメンタルを安定に保つことが大切

冒頭でもお話ししたように、留学を成功させるためには安定したメンタルを保つことが非常に大切です。
特にフランスの冬場は日照時間も短く、気温も低いです。
冬場には朝真っ暗闇の中で学校にいき、真っ暗な中で授業が始まります。
そして授業が終了して帰宅する頃にはすでにあたりは真っ暗。
ただでさえストレスを感じやすい環境のなかで生活をしているので、モチベーションや安定したメンタルを保つことはなかなか容易ではありません。
実際に僕と同期の留学生の友人も、フランスの環境が合わずに渡仏2ヶ月で帰国してしまいました。
うつ病になってしまう人も多いそうで、今自分なら大丈夫と思っていたとしてもちょっとしたことをきっかけにメンタルが不安定になってしまうことも。
何かうまくいっていないなと感じた場合は、その苦悩と向き合ってみてはどうでしょうか。
苦悩はどこから生まれてくるのか

何かに悩むとき、その原因に目をむけたことがありますか?
悩みを本質から解決するためには、まず苦悩がどこから生まれてくるのかを知る必要があります。
結論から言うと、苦悩は理想像と現実のギャップから生まれてくるそうです。
僕の留学中の悩みを例に考えてみましょう。
僕が留学中に悩んでいたことは以下のような例です。
- 日本の同期はすでに働いているので自分もがんばらなきゃ
- 同級生が年下ばっかりでプレッシャー
- ブログのPVが全然上がらない etc
これらの悩みが全て理想と現実とのギャップであるとすると、それぞれの悩みにつき自分の理想像があることになります。
僕の悩みに対する理想像を細かく分析してみると
- 同期よりも成功している自分
- 自分の年代ではすでに働いて結果を残しているはず
- もっと注目されるブログを作っている自分
こういった理想像を意識しないうちに掲げてしまっているようです。
まずはしっかりと苦悩が自分の理想像と現実とのギャップから生まれていることを理解することが大切です。
そしてその理想像を手放すことであなたの悩みを本質的に解決することができます。
全ての悩みの本質は、自分の理想像とのギャップにある。友人がSNSに成功している姿を投稿しているのを見て妬ましく思ってしまうのは、その投稿をトリガーとして自分の中の、「自分はその友人より成功しているべき」という理想像がちらつくから。この理想像を手放すことができたときに悩みは解決される
— KOKO🇫🇷フランス大学院生 (@koko_blog) May 4, 2020
理想像を手放す方法

では最後にどのようにして自分の理想像を手放すのかについてお話ししていきます。
自分の理想像を手放して、苦悩を本質的に解消するためにはその理想像がどれほど自分中心であるかを考える必要があります。
例えば僕が上に挙げたブログの悩みを例に考えてみました。
取り組めば取り組むほど、他人のブログの成果報告や運営報告を見るたびに、心が曇る。他人の結果を見て、うっ、となるのはなにもブログだけではないはず。比較をしても何も始まらないことはわかっている。
— KOKO🇫🇷フランス大学院生 (@koko_blog) May 5, 2020
これも苦悩だとすれば、それは理想像とのギャップであるので、自分の本心を書き出してみる。
①どうして彼のブログはpv増えて、自分は増えない?②幸せそう③なんでこんなことで悩んでいるんだ④こんなことで悩むなんてダサい⑤なんだか惨め⑥まあいいか⑦みんな自分のことどう思ってる?⑧取り残されている気がする⑨負けないように頑張らなきゃ⑩自分のブログに価値はあるの?
— KOKO🇫🇷フランス大学院生 (@koko_blog) May 5, 2020
ざっと本心をあげたうちの、どれだけが自分中心的な意識から生まれたものかを考えてみる。①自分の成果が中心②自分が中心。眺めている③自分中心④自分を批判⑤自分を哀れに思っている⑥共感をあきらめ自分中心⑦相手からどう思われているか自分中心⑧自分中心⑨自分のこれからのこと
— KOKO🇫🇷フランス大学院生 (@koko_blog) May 5, 2020
⑩相手からどう思われているか、自分中心
— KOKO🇫🇷フランス大学院生 (@koko_blog) May 5, 2020
このように、自分中心的な意識が多い。苦悩とは理想像とのギャップ。無意識のうちに掲げている理想像をこれらの例から自分自身で特定していく。
例えば⑦⑩は、自分は〜のように思われたいという理想像からくる悩み。①⑧⑨は顔も知らない他人への競争意識。また、自分もその価値があるべき人間だという価値観。
— KOKO🇫🇷フランス大学院生 (@koko_blog) May 5, 2020
このように各意識の解像度を上げて考察していくと、自分が無意識のうちにかかげていた理想像が見えてくる。
自分が無意識のうちに掲げていた理想像は、「他人から価値を認められ、他の同じような状況にある人より優っている成功者であるべき」
— KOKO🇫🇷フランス大学院生 (@koko_blog) May 5, 2020
ブログに限ったことでもない気がしている。
正直恥ずかしい。馬鹿らしい。文字にしてみるといかに、そんな理想像に悩まされていたのかと気づく。
他人の運営報告をみたという出来事。自分のブログには価値がないと言われたわけでもないし、劣っていると言われたわけでもない。
— KOKO🇫🇷フランス大学院生 (@koko_blog) May 5, 2020
自分がどのように出来事を捉えたかということが大切。
自分がしがみついていた理想像のせいで、悪いように悪いように思考を結びつけてしまう。
— KOKO🇫🇷フランス大学院生 (@koko_blog) May 5, 2020
しかし一旦理想像を把握できると、顔も知らない人に自分が認めたがられていることがわかる。
理想像を手放すためには、まず自分の苦悩の原因である理想像を具体化する必要があると感じた。
今回僕がお話しした内容はこちらの「世界中の億万長者がたどり着く心の授業」と書籍から学んだものです。
もし安定したメンタルを維持したい、苦悩を本質から解消したいのであればおすすめの一冊です。
最後に : 多読ならKindle Unlimited

今回は悩みやストレスの原因を本質的に解決するための本である「世界中の億万長者がたどり着く心の授業」から、僕が学んだことについてお話ししました。
留学や海外滞在の時に、安定したメンタルを維持することは大事です。
しかし、悩みやストレスが一切ない生活を得ることはなかなか容易ではなく、その苦悩と上手に付き合っていくことが必要となってきます。
Kindle Unlimited ならこの世界中の億万長者がたどり着く心の授業だけでなく、和書12万冊以上、洋書120万冊以上が読み放題です。
というわけで今回は以上です。