Bonjour ! KOKOです。
さて、先日このようなツイートをしました。
思った以上にグロいシーンが、、、。最後までドキドキが止まらない映画でした。フランス語字幕を目で追うのは相変わらず大変でしたけど、内容は理解できました☺️
— KOKO🇫🇷フランス大学院生 (@koko_blog) February 16, 2020
カンヌ国際映画祭でもパルム・ドール賞を受賞した韓国の映画、パラサイトをフランスの映画館に見に行ってきました。
外国語を外国語字幕で見るという、なかなかレアな体験だと思うので、今回はパラサイトの感想、またフランス語字幕に関してシェアしていきます。
今回は
- フランス語字幕で見るパラサイトはどうだった?感想は?
この質問にお答えしていきます。
Parasite

邦題では「パラサイト 半地下の家族」となっているこの映画ですが、フランス語では「Parasite Cherchez l’intrus」となっています。
Cherchez l’intrusはあまり馴染みのない表現ですが、「違うものがあります、どれでしょうか」という意味で使用されます。
intrus自体には、招かれざる客などの意味もあるため、ふさわしい仏題だなと感じました。
あらすじは以下の通りです。
第72回カンヌ映画祭パルムドールに輝いたポン・ジュノ監督によるヒューマンドラマ。全員が失業中で半地下の住宅で暮らす極貧一家と、IT企業を経営する超裕福な一家の人生が交錯したことから予想もつかぬ物語が展開する様を映し出す。経済格差を痛烈に風刺しながら、サスペンスやコメディなど多様なジャンルの要素が混じり合う独創的な一作だ。
映画館でのチケットの買い方

では次に映画館でのチケットの購入方法について説明します。
今回利用した映画館はUGCという映画館です。
フランスで2番目に大きな映画会社ですので、フランス全土に映画館を配置しています。
まずは入り口近くにある機械を探しましょう。
一番上にある項目のAchat billetsを選択します。

次に見たい映画を選択します。
最初の画面に見たい映画がない場合は、上の方にあるタブ欄を選択し、別のページも確認してみましょう。

みたい映画を見つけた場合は、次に上映時間を選択します。

あとは購入したい人数分のチケットを選択します。
学生であれば、1映画あたり8.7ユーロかかります。

カードはフランスのクレジットカードしか利用できません。
もしVISAなどの日本から持ってきたクレジットカードを使用したい場合は、受付に行ってそちらで購入してください。
Parasiteの感想とフランス語

最後にこの映画パラサイトを見た感想についてお話しします。
ホラーでありながらも、別文化圏の人々にもわかりやすいコメディーであり、いかにも起こり得そうなことが題材であるので、映画を見ている時には周りが一切気にならなくなるほどの没入感を感じました。
映画館内にいた他のフランス人客たちもかなりの頻度で笑っており、韓国社会に詳しくなくとも全然大丈夫です。
また思った以上にハラハラドキドキ、そして血が飛ぶような表現があるシーンの多い映画でした。
グロテスクな表現が苦手な人は注意ですね。
パラサイトは寄生虫という意味ですが、上下に分かれた富裕層と貧困層のどちらも相手に対して寄生しているのだなと、映画を見終えた後に思いました。
フランス語字幕については、知らない単語がかなりありました。
まだまだ勉強不足だなと思い知らされます。
中でも病気の種類や階級に関するフランス語はわからなかったのですが、映画の内容の理解には影響はありません。
もし映画館で見る予定の方はこの単語だけでも覚えていくと流れがわかりやすいです。
Tuberculose – 結核
字幕はかなり早い速度で流れるので、自分としてはフランス語を見て理解するよりも聞いた方が理解しやすいかなと感じました。
最後に : もしお家で映画を見たいなら。

今回は映画パラサイトを見た感想と、映画館でのチケットの買い方についてお話ししました。
韓国映画でありながらも、ほぼ満員な映画館、映画の持つ力というのはとてもすごいなと感心しました。
今後も毎週末に映画を見ることができるような余裕を持った生活をしていきたいものです。
というわけで今回は以上です。
もしお家でゆったりと映画を見たい場合はAmazon Prime Videoをおすすめします。