Bonjour ! KOKOです。
2年と3ヶ月ほどのフランス理系大学院留学から帰国しました。
これから大学院や大学に留学をする、したいと思っている人はこちらの記事もおすすめです。
また、僕は2021年よりフランスで博士後期課程に進む予定です。
あまり情報のないフランスでの博士後期課程について今後まとめてきます。
今回はフランスでの博士後期課程(PhD)ポジションの探し方についてです。
国立の研究機関に籍を置く場合に今回はフォーカスをしてお話しします。
目次
CNRS (Le Centre national de la recherche scientifique)

Le Centre national de la recherche scientifique(国立科学研究センター)はその頭文字をとってCNRSと呼ばれています。
フランス国内に10つの大きな研究機関をまとめてCNRSと呼び、研究者や大学教員、博士などおよそ3万人が在籍しています。
このCNRSに籍を置くPhDポジションを得たいのであれば、CNRSのHPに公募されているポジションを狙いましょう。
Job typeをCDD Doctorantに変更して検索をしてください。
Jobタイトルをクリックすると詳細が表示されます。
研究内容が自分が興味があるものであれば、積極的に応募をしてみましょう。
また、あなたが住みたいエリアに絞ってポジションを探すこともできます。憧れの街に絞って探すというのもありかもしれません。
ちなみに理系の博士課程なら、契約期間は3年である場合が多いです。
3年間は研究資金から給料が出ますが、3年以降は無給になる可能性もあります。
ABG (Association de Bernard Gregory)

ABGは素粒子物理学者のバーナード・グレゴリーさんにちなんで命名された、博士号取得者(取得予定者)のビジネスキャリアの準備と支援を目的とした協会です。
PhDのポジションを探すだけでなく、その後の仕事を探すときにも役に立つサイトです。
またこのABGではフランス語圏内のポジションも表示しているため、カナダやアフリカに限定したポジションを探すことも可能です。
CVのチェックもしているそうなので、ネイティブチェックを受けていない方はこちらに相談してみるのもありかもしれませんね。
他にもCEAやCampusフランスのサイトでもPhDポジションの公募がされています。
ぜひ探してみてください。
最後に : CIFREを探すなら

今回はフランスでの研究機関に籍を置くPhDポジションにフォーカスした探し方を紹介していきました。
サイト自体は英語で閲覧することも可能ですが、研究題目や研究内容などはフランス語で書かれている場合が多いです。
Google翻訳やDeepLなどの翻訳アプリを使うのも良いと思います。
自分の興味がある研究内容のポジションを見つけることができるといいですね。
また研究機関ではなく、企業に籍を置くPhD(CIFRE)の探し方についてはこちらをどうぞ。
–随時更新予定–
というわけで今回は以上です。