Bonjour ! KOKOです。
フランスで病院や医者にいった場合、支払い料金の60%程は保険が適用されます。
なので実質支払いは40%程なのですが、その60%分の保険料は後払いで払い戻しされます。
そのため、医者や病院に行った後には払い戻しの申請をしなければいけません。
今回は、薬局で薬をもらった後に、払い戻しをする方法について解説していきます。
薬局で薬を購入する方法はこちらからどうぞ。
今回は
- 保険適用分の払い戻し申請方法は?どうすればいい?
この質問にお答えしていきます。
払い戻し申請に必要な書類

まずは払い戻しのために準備するものについてお話しします。
後ほどの払い戻しのときに大切になってくるのが以下の2種類の書類です。
- Feuille de soins – médecin
- Dèclaration de choix deu médecin traitant


最初のFeuille de soins – médecinは、診療を受けた領収書のようなもので、お医者さん側が患者側に渡す書類の一つです。
2つ目のDèclaration de choix deu médecin traitantの書類は、自分のかかりつけ医であることを証明するための書類です。
フランスでは主治医制度が用いられており、自分のかかりつけ医を決めるのが一般的です。
そのかかりつけ医に診てもらった場合は、保険適用率や払い戻し率などが上がります。
もしその診察が初めてで、かかりつけ医を決めていない場合は、その診てもらっているお医者さんにかかりつけ医になってもらえないかどうか聞いてみましょう。
書類をポストへ投函して払い戻し

上でお話しした2種類の書類を得た後は、自分の住んでいる地域のCPAMと呼ばれる公共機関の入り口にあるポストにそれらの書類を投函しましょう。


[CPAM 地域名]と検索して場所を確認しましょう。
今回はNancyにあるCPAMを例に紹介します。

書類を投函するためのポストは、建物の正面玄関の横にあります。
僕は上記の2種類の書類を2つ合わせてホッチキスで留めて投函しました。
バラバラになって払い戻しができなかったら嫌なので。

投函を終えたら一通りの流れは終了です。
あとは払い戻しがあるまで待ちましょう。
払い戻しを確認

一定期間が経過すると、自分が登録しておいた銀行口座に払い戻しがあります。
人によって払い戻しを受け取るまでの期間が違うそうですが、少なくとも1ヶ月は待たなければいけないとか、、。
書類系のプロセスはなかなか簡単には進まないのがここフランスですね。
最後に : 医者を探すなら?

今回は、医者や病院に行ったあとに保険料の払い戻しを申請する方法についてお話ししました。
多少面倒な作業はありますが、支払額の60%程が戻ってきますので、必ず払い戻し申請をしましょう。
というわけで今回は以上です。
お医者さんや病院を予約する方法についてはこちらをどうぞ。
電話をせずに予約をすることができるアプリ、Doctolibについて紹介しました。