[フランス留学]インターンシップは研究所?企業?どちらが良い?

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Bonjour ! KOKOです。



フランスにある企業でのインターンシップもすでに折り返し地点。



フランスの大学院ではインターンシップを行うことが必須であり、1年目の夏に3ヶ月、2年目の春から6ヶ月間インターンシップを自分で見つけて行わなければ卒業できません。



僕は1年目の3ヶ月間のインターンは大学付属の研究所、2年目の6ヶ月間のインターンはフランスにある企業でインターンを行いました。



今回はそれぞれのインターンの違いや、研究所、企業でインターンをすることのメリット、デメリットなどについてまとめました。



こんな人におすすめ
  • フランスでインターンシップを探している
  • 企業のインターンか研究所のインターンか迷っている







  • 大学院の卒業要件にインターンシップ

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    フランスの理系大学院を卒業してディプロマを獲得しようと思ったら、必ずインターンシップをする必要があります。



    大学院の2年間のうち、少なくとも32週間以上のインターンシップ期間を獲得しなければいけません。

    (大学院によって違うので確認してください)



    ほとんどの学生は大学院1年目の夏に2ヶ月から3ヶ月、大学院2年目の春から夏にかけて5ヶ月から6ヶ月のインターンを行い、この卒業条件を満たします。



    1年次のインターンシップの内容は問われず、僕の友人の中には少数ですがコスメ業界でインターンをしたり、パリディズニーランドでインターンをしている人もいました。



    2年次のインターンシップは必ず自分の所属している分野に関連のある企業、もしくは研究所でインターンをしなければいけません。



    どちらの期間のインターンの場合も、所属している専攻の主任教授に認めてもらわなければいけないので、あまりに分野と違う場合は相談が必要です。



    またこれらのインターンは自分自身の力で見つける必要があります。

    どうしても見つからない場合は大学側が用意したプロジェクトや研究所でのインターンが用意されているので、インターンを見つけることができずに留年といった事案はあまりありませんので安心してください。



    理系の学生向けのインターンシップには主に2つの種類があります。



    ひとつは、大学付属の研究所で行うインターンシップ。

    もうひとつは、企業で行うインターンシップです。



    それぞれのインターンシップのメリットとデメリットについてお話ししていきます。



    研究所でのインターンシップ

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    まずは、研究所でのインターンシップのメリットとデメリットについてです。



    各グランゼコール(一部大学も)には、大学付属の研究所があります。

    研究所でインターンを行うというのは、普段授業を行なっている教授のもとでプロジェクトを行うことと同義です。



    研究所でのインターンシップ メリット

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    すでに知っている人がいる



    普段授業を行なっている教授のもとでプロジェクトをするので、すでに知っている人がいる環境でのスタートになります。



    また同室の学生はひとつ上の同じ学科の学生であったり、博士課程の学生であったりと年齢が近い人も多いのがメリットのひとつです。



    あまり人間関係にストレスを感じずに、プロジェクトを始めることができます。



    研究職(博士課程)に行きやすい



    もし大学院を卒業して、博士課程に行きたい場合は研究室でのインターンシップは最適です。



    というのもインターンシップで行うプロジェクトがそのまま博士課程のテーマに繋がっているからです。



    博士課程の3年間を、すでに研究背景を知っていてスタートするのと、知らないでスタートするのでは大きな差があります。



    また将来教授や国の研究期間に就職したい場合にも研究所でのインターンシップがおすすめです。



    研究所でのインターン デメリット

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    給料が安い



    研究所でインターンシップを行う場合、給料はそこまで高くない場合が多いです。

    というのも研究所のお金というのは国が管理しているものであり、インターン生への給料は一律で決まっています。



    研究所でのインターンシップ生の給料は大体月々580~600€が相場です。

    例えばパリで生活すると、月々600€は生活費でほとんどなくなってしまいます。



    企業でのインターンシップの給料と比較すると少ないのがデメリットの一つです。



    企業での職務経験が積めない



    どこの国で働こうと思っても、その国での職務経験はとても大切です。

    特に企業で働いた経験はあなたのCVをより魅力的にしてくれます。



    大学付属の研究所のインターンシップでも確かに職務経験にはなるのですが、やはり企業での職務経験と比べると、企業での経験の方が評価されがちです。



    企業でのインターンシップ

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    では次に企業でのインターンシップのメリットとデメリットについてです。



    現在僕はフランスにある企業で最終学年のインターンシップを行っています。



    企業でのインターンシップ メリット

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    職務経験が得られる



    先ほど研究所でのインターンシップのデメリットとしてあげた職務経験ですが、企業でインターンシップを行った場合、その国での職務経験を得ることができます。



    職務経験を得ることはのちのちのキャリアに繋がるだけではなく、CVに書くことができる項目も増えるので、仮に職種を変えることになっても役に立つ場合も多いです。



    僕の友人の多くは、研究所でのインターンシップをしなくて良いように、必死で企業でのインターンシップを探し、その企業でインターンシップを行っています。



    給料が良い



    研究所でのインターンシップ生への給料は一律してそこまで高くありません。



    一方で企業でインターンシップをする場合は、インターンシップ生の給料はその企業によって大きく変わってきます。



    例えば金融系のコンサルタント会社でインターンシップを行うと月々の給料は2000€に達する場合も多いのだとか。



    Ecole d’ingénieurの最終学年のインターンの場合の給料の相場は大体1000€くらいです。



    ちなみにインターン中の給料は交渉次第で上がる場合もあるので、インターンシップの給料が低いなと感じた場合は交渉をしてみるのも良いかもしれません。

    [関連記事]

    フランスでインターンシップ。給料の交渉方法と準備するもの。



    そのまま働ける可能性あり



    企業でインターンシップを行うことのメリットは、インターン終了後にそのまま正社員として働くことができる可能性がある点です。



    企業が外国人を雇うとなるとビザの問題もあり、企業側が準備しなければいけない物が増えます。

    また失業率が決して低くはないフランスで自分の分野にあった職業を見つけることは容易ではありません。



    インターンシップ中の成果次第ではそのままその会社でポストを得ることができるかもしれないので、もしその会社で引き続き働きたい場合は全力を尽くしましょう。

    将来フランスで働きたいのであれば、企業でのインターンシップはまたとないチャンスです。



    企業でのインターンシップ デメリット



    慣れない環境、新しいネットワーク



    新しい環境の中でネットワークを作っていかなくてはいけないため、最初は大変です。

    今までずっと一緒に授業を受けてきた友人と離れ、急に一人で壁に立ち向かっているような気持ちになることもあります。



    しかし、何事も慣れが肝心というように、そのうち新しい環境にも慣れていき、徐々に自分のできることも増えていきます。

    最初のうちは大変かもしれませんが、ひたむきに学習し続けましょう。



    なんとかなります、これは体験談です。



    成果が求められるプレッシャー



    また企業側もインターンシップ生にはある程度のスキルを望んで採用しています。

    企業は利益を上げなければいけないため、インターンシップ生だろうと成果を上げなければいけません。



    初めての職務経験であればプレッシャーを感じるかもしれませんが、周りに相談をして助けてもらいましょう。



    何かわからなければ人に聞き、迷いながらも自分がなんで迷っているのかを明白にし続けていると次第にうまくいきます。



    引っ越しする必要あり



    大学付属の研究所は大学の近くにあるため、今までの住居から引越ししなくても通うことができます。

    一方で採用された企業の場所が別の地域や県だった場合は引越しをしなければいけません。

    引越しに伴う作業は面倒で、何度も経験をしたいと思えるようなものではないので、できれば避けたいところですがそういうわけにもいきません。

    引越しが決まったら大家さんや寮の受付に早めに連絡をして、書類作業などに取り掛かりましょう。

    [関連記事]

    別の県に引越し!CAFの再申請方法を解説



    最後に :  インターンを探すなら

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    今回は大学院の卒業要件のひとつであるインターンシップについて、大学付属の研究所で行う場合と企業で行う場合についてそれぞれまとめていきました。



    それぞれのインターンシップにメリット、デメリットがありますが、卒業後にそのままフランスで仕事を得たいのであれば企業でのインターンシップの方が有利です。



    そもそも、留学生にとってインターンシップを見つけることは容易なことではありませんので、早め早めに準備をしておきましょう。



    インターンシップの情報について詳しくしりたい方はこちらもあわせてどうぞ。

    [関連記事]

    フランスで理系インターンシップを探す時に使用したサイト・方法まとめ。



    というわけで今回は以上です。