Bonjour ! KOKOです。
さて、先日このようなツイートをしました。
この新しく見つけたポジションでインターンできることになりましたー!!👏しっかり結果残してCifreできるように頑張ります!だいぶ無理して渡仏してきたけど、なんとかなってます。 https://t.co/7nQwyznPXh
— KOKO🇫🇷フランス大学院生 (@koko_blog) February 3, 2020
その2日後。
という良いニュースから一転。提示された給料が法ギリギリの最低金額なんだけど。生活できないじゃん。1ヶ月8千円以下生活になってしまう。いやーなんでこんなに人生ってうまく行かないかねぇ。交渉するしかない。あぁ筋トレしよ。 https://t.co/HA3hdpuHKg
— KOKO🇫🇷フランス大学院生 (@koko_blog) February 5, 2020
インターンシップを獲得することに成功したものの、思った以上にインターンシップの給料が低く、絶句してしまいました。
今回はそんな体験をみなさんとシェアしていきます。
今回は
- インターンシップに採用されたら?
- インターンシップの最低賃金はどのくらい?
これらの質問にお答えしていきます。
インターンに採用された後にすること

まずは、Fiche de proposition d’un stage という企業側にインターンシップの詳細を記入してもらうための書類を、通っている大学のサイトからダウンロードしましょう。
自分の名前や個人情報を記入して、企業宛にメールで送ります。
メールの内容は以下を参考にしてください。

その後は企業側がインターンシップの詳細を記入して送り返してくれます。
その詳細と企業側の署名が記入された書類を大学側に提出して手続きは終了です。
インターンシップの給料

インターンシップの給料は、基本的には公開されている場合が多いです。
特にIndeedやGrassdoorなど、大手求人会社では以下のように、給料が明示されている場合がほとんどです。

一方で、給料が明示されていない場合は、上でお話ししたFiche de proposition d’un stage に記入されています。
会社によって違いますが、時給表記であったり、月額が記入されていたり、家賃補助があったり、と様々です。
僕の場合は時給で表記されていましたので、時給×7時間(1日)×5日(週)×4で大体の月額を求めることができます。
ちなみに僕が最初に提示された給料は最低賃金スレスレで、あまりに納得ができない、というよりむしろこれでは生きていけないと思ったので、給料UPの交渉をしました。
交渉のために行ったこと、準備するものについてはこちらをどうぞ。
インターンシップの最低賃金はいくら

2020年2月現在のフランスのインターンシップの最低賃金は時給3.9€です。
上で書いた式で月額給料を求めると(実際には30日)、576€がインターンシップの最低賃金となります。
パリだとおそらく家賃だけでほとんどなくなってしまうような金額ですね。
ちなみにEcole d’ingénieurの学生が行うインターンシップの給料の平均を紹介すると、
2年生次に行うインターンシップの平均給料はおよそ600€、最終学年次のインターンシップは1100€です。
ただし、これらは企業でインターンシップをした場合です。
研究室でインターンシップをする場合は、給料はすべて政府から払われますので、学年、期間に関わらず500~600€になります。
正直なところ留学生なのもあり、平均に達すると上出来といった感じです。
最後に : 給料に不満があれば交渉可能

今回はインターンシップに採用されたあとに行うこと、インターンシップの給料についてお話ししていきました。
まずインターンシップを見つけることが大切ですが、その後にしっかりとそのオファーについて考えましょう。
給料に納得がいかなければ、交渉するのも手です。
交渉のために行ったこと、準備するものについてはこちらをどうぞ。
結果として給料は1.6倍になりました。
というわけで今回は以上です。
インターンシップの探し方についてはあわせてこちらもどうぞ。