Bonjour ! KOKOです。
さて、先日このようなツイートをしました。
今住んでいる家の窓があまりにも大きくて、明らかに熱がそこから逃げているので、この遮断シールで覆うことに。部屋の中が暖かくなるといいなぁ。 pic.twitter.com/FHqRvLDbb3
— KOKO🇫🇷フランス大学院生 (@koko_blog) January 8, 2020

フランスに住んでみて思ったのですが、冬になると日本以上に寒くなりますよね。
しかも暖房器具がそこまで強力ではないうえに、窓が大きく、お部屋の熱が逃げやすいです。
そのため、部屋の中にいても、あれ、何だか寒いな、と感じることが多々あります。
今回は
- 窓が大きくて、部屋が冷えやすく、家の中にいても寒すぎてつらい!
この問題を一緒に解決していきましょう。

窓に貼る断熱材

今回紹介するのは、TESAという会社の商品、Calfeutrer Film de Survitrageです。
幅1.5m、長さ4mのわりと大きめの断熱シートで、冬場は部屋の熱を外へ逃さず、夏場は外から熱を部屋に吸収しないように、断熱することが可能です。
最近引っ越したこの部屋は窓が大きく、夜寝てる間に熱が外に逃げてしまい、朝には部屋が寒くなっていることに悩んでいました。

友人に相談したところ、この断熱シートをオススメされ、なんとか寒さ対策をしたかったので、試してみることにしました。
断熱ができる原理

では、この断熱シートはどのような原理で熱を逃さないようにできるのでしょうか。
その秘密は、日本の寒い地域でよく用いられている、窓の二重構造にあります。

みなさんは空気が断熱剤としてよく機能することをご存知でしょうか?
空気は熱を伝えづらいので、窓ガラスと窓ガラスの間に空気を充填し、熱を逃さないようにすることができます。
この断熱シートを窓ガラスにかぶせることにより、空気の層を意図的に作って、熱を逃さないようにする。
これがこの断熱シートの原理です。
取り付け方法

次に取り付け方法について説明します。
取り付けの手順はとても簡単で、3ステップです。
両面テープを窓枠に貼り付ける

まずは窓ガラスを固定している外枠に両面テープを貼っていきましょう。
フランスの一般的な窓には、ラインがありますので、そのラインに沿って貼っていくと綺麗に貼ることができます。
断熱シートをつける

次に、両面テープをはがしながら、断熱シートを貼っていきます。
ポイントは窓枠の上の方から貼っていくことです。
出来るだけシートにシワが寄らないように貼っていきましょう。
後からドライヤーで熱を与えると、断熱シートは勝手にピンっと張るので、この段階でピンっと張らせる必要はありません。
数回なら貼り直すこともできるので、気軽に進めていきましょう。

上の写真のように、多少シワや余裕があっても大丈夫です。
ドライヤーで熱を当てる

次はドライヤーで熱を与えて、この断熱シートをピンっと張らせる作業です。
最初に、両面テープで貼り付けた部分から、ドライヤーで熱風を当てていきましょう。
断熱シートから10センチメートルほどドライヤーを離して熱を加えていきます。
ドライヤーを当てて少し暖かくなっているところを指で押さえ、断熱シートが両面テープにしっかり張り付くようにしましょう。

4隅までしっかりとドライヤーを当て終えたら、最後に表面全体に均一になるようにドライヤーを当てていきます。
最初3分くらいは、何の変化も起こらず、疑心暗鬼になりましたが、ドライヤーで熱を当て続けているとだんだんと断熱シートがピンっと張ってきます。
触ってみると、窓ガラスとこの断熱シートの間に空間が形成されていることが確認できます。

最後に余分な断熱シートをハサミで切り取り終えると完成です。
温度の変化は?

このように、窓ガラスと断熱シートの間に空間を作って空気を断熱材にすることで、窓から熱が逃げないようにすることができます。
実際に部屋の中の窓の付近の温度を計測してみたところ、約2℃ほど暖かくなりました。
朝起きたときにも、部屋の中は暖かく熱が保たれていて、ベットから出るのがよりスムーズになりました。
また、断熱シートは透明なので、普段と変わりなく外側の景色をみることができます。
今回紹介した防寒対策用の断熱シートはこちらです。
簡単に部屋の温度を暖かく保つことができます。
最後に : 電気代金の節約にも。

みなさんの生活している部屋は暖かいですか?
もし、寒いなと感じる場合があるときは、ぜひ今回紹介した断熱シートを使用してみてください。
ちなみに、部屋が暖かくなると暖房の温度を上げる必要がなくなるので、電気料金の節約にも繋がります。
電気料金を見直したい方にもおすすめです。
というわけで今回は以上です。
暖房のつけすぎて肌が乾燥しているときにおすすめのメンズクリームはこちらです。